多くの人は、人前で話す時に緊張するのではないでしょうか。
私は他の人よりも、あがり症でかなり緊張しやすい人間だと思っています。大勢の前で頭が真っ白になってしまい、フリーズした経験もあります(笑)
これまで人前で話すことが本当に苦手で嫌いでしたが、今では苦痛であった緊張を克服しています。緊張を克服できたのは、考え方やテクニックを駆使したおかげです。
この緊張を克服することのできた、考え方やテクニックについてご紹介します。
緊張の原因とは
緊張する主な原因は、次の通りだと思っています。
- 準備不足
- 完璧にできないといけないと思い込んでいる
- 過去の失敗を恐れている
- 周りの目を気にしすぎている
要はこれらの考えられる原因の逆のことをすれば、ある程度の緊張は解消されます。
人前で緊張しない考え方やテクニック
緊張しない考え方やテクニックについて、具体的にここで記載していきます。
緊張はパフォーマスが向上するという事を知る
緊張しない方法と言っていて少し矛盾しているかもしれませんが、実は緊張は悪いものではないのです。
ほとんどの人が緊張は悪いものだと考えていると思います。しかし、実は緊張にはパフォーマスが向上して脳に良いということが脳科学的に証明されているのです。
緊張をすることで脳のリミッターを外すことが可能であり、自分の限界を超えることできるものなのです。
興奮していると自分に言い聞かせる
緊張と興奮は、体内でほとんど同じ反応が起こっているそうです。そのため、緊張を興奮に変えることが可能なのです。
やり方としては、緊張をしていると感じた時に「落ち着け」と自分に言い聞かせるのではなく、「いまとても興奮している!」と考えるだけで、脳を興奮している覚醒状態に錯覚させることができます。
姿勢を正す
緊張している時に人は、猫背や前かがみになっていることが多いです。
姿勢を正すことで一時的に緊張を緩和させることができます。姿勢を正すことで、セロトニンを分泌させることでき、このセロトニンには感情をコントロールする力があるため、緊張をほぐしてリラックスな状態にしてくれます。
深呼吸をする
よく緊張した時には深呼吸をすることが良い言われていますが、深呼吸は本当に重要です。
人間には自律神経である、交感神経と副交感神経でコントロールしています。交感神経は興奮の神経と言われており、副交感神経はその逆で、リラックスしている時の神経です。
緊張している時は、交感神経が優位の状態になっているため、交感神経を副交感神経に切り替えてあげることで、緊張を緩和させることができます。その副交感神経に切り替える一番良いやり方が、深呼吸なのです。
ゆっくりと20秒~30秒の時間をかけて、鼻から息を吸い口から吐くだけです。これを2~3回実施すれば、副交感神経に切り替わることができます。
失敗する事を受け入れる
緊張は失敗の恐怖心から感じるものです。失敗をしない完璧な自分が理想像として頭の中にあるから緊張をするのです。
失敗しても良いではないですか。失敗をする自分を受けれることで、そもそも緊張しなくなります。なんなら失敗した時の対処法を考えて失敗しても大丈夫な様に準備しておくのも良いかと思います。
周りを下等生物だと思う
家族や友人と話す時は緊張なんかしないで、スラスラと話せると思います。これができるのであれば、本来大勢の前でも緊張せずに変わらず話せるはずなのです。
私がよく実践している方法は、人前で話す際に周りをゴミ屑だと思って話しています。私がお前らのためにわざわざ話してやっているのだと、そういう考えで話すと緊張しなくなります。
まとめ
人前で緊張するのは、自分が思っている以上に多くの人が抱えている悩みです。でも緊張は、私が乗り越えらたように、考え方やテクニックで簡単に克服できます。というか、そもそも緊張は良いものですからね。
緊張を味方にすることができれば、人前で話すこともなんてことはないです。
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